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腰椎椎間板ヘルニアのレントゲン

●レントゲン検査

もっとも基本的な検査です。腰椎椎間板ヘルニアでは、腰の正面と真横、右45度斜め、左45度斜めからの計4枚の写真をとります。さらに必要に応じて、できるかぎり腰を曲げたときと、伸ばしたときの腰の真横からの写真をとります。

腰椎椎間板の機能不全または劣化を示す椎間板腔が狭くなるというようなことも、この写真から容易に読みとることができます。腰椎椎間板ヘルニアの検査における通常のX線検査では、脊椎の構造のほかに、骨の外傷、骨折、脱臼、骨の腫瘍、骨の炎症などを見ることができます。

また、骨の代謝異常、骨の先天性異常や奇形なども分かります。ただし、腰痛の診断でもっとも重要なポイントは、今まで述べてきた痛みの発生、経過、程度、部位、およびその特徴についての十分な診察と判断にあります。

異常があったからといって、すぐにそれが患者さんの腰痛の原因には結びつかないのです。レントゲン撮影はあくまで補助診断法の一つなのです。

●レントゲン検査では骨の状態が分かる

腰の側面の写真からは、長方形を示す椎体、椎体と椎体との間にある椎間板腔、上関節突起と下関節突起によって連結された後方要素を見ることができます。

また側面の写真からは、脊髄、馬尾神経が通る椎体と椎弓、および椎弓根で囲まれた脊柱管が写し出され、その前後径も計測することができます。

左右斜め45度からとった写真からは、上関節突起と下関節突起で作られる椎間関節のようすを見ることができます。仙腸関節の病変を診断するにも、この45度斜めから撮影した写真が役にたちます。

骨の老化として説明される「変形性脊椎症」にみられる骨のとげも読み取れます。このⅩ線検査を行ったあとで、正確に判断するために、さらに詳細な情報が必要な場合は、CTやMRIなどの検査を行って、その結果を診断と治療方針の確立に役立てます。

腰椎椎間板ヘルニアを治す正しい治療法をご紹介