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脊柱管狭窄症の理学療法

薬やブロック注射などと同様に高い効果を発揮する腰部脊柱管狭窄症の治療法の一つとして、理学療法があります。

脊柱管狭窄症の理学療法では主に血行を高め、また衰えた筋肉に栄養を与えます。また、整体での治療のような自然治癒の力を高めることもできます。

脊柱管狭窄症での理学療法の代表例が、ホットパックを使用した温熱治療です。ホットパックは、筋肉の深部まで遠赤外線の熱を浸透させることができ、このことで、温められた筋肉が緩み、血行がよくなります。

ホットパックはとても使用方法が簡単ですので、お年寄りにも毎日利用することができます。他にも、有害物質の除去作用が働きますので、虫歯の古い詰め物が多い方にも有益です。

また、冷えがひどいという女性の患者さん、日常生活の高血圧や心臓への負担が大きい方などは、下半身にポイントを置いて温熱するという方法もあります。

その他には、牽引というちょっと変わった方法があります。専用のベッドに横になってから、ほぼ全身を伸ばすように引っ張って患部の痛みを和らげる方法ですが、牽引は患者の状態によってその効果がまちまちです。

また牽引をしても脊柱管狭窄症の痛みがかえって大きくなってしまうというケースもありますが、一度だけでも受けてみようという方は多くいらっしゃいます。

牽引をしてもその状態が長引くということはなく、立位の状態に戻ればすぐにでも重力の影響から元にもどります。

ただし脊柱管狭窄症の患部の状態はもっと複雑ですので、やはりよくもなれば悪くもなる、という表現が適していると言えます。

また、マイクロウェーブでは、暖かいものを当てるのではなく、電磁波を利用して特殊な方法で身体を温めます。

この方法はより身体の奥深くまで温めることができます。超音波療法は超音波、つまり人間の聴力の範囲を超えた周波数の音波を流し、このことで生じる熱エネルギーを利用する温熱療法です。

理学療法は、根本治療ではないにせよ、痛みの軽減にはかなり効果が高い例が多くあります。医師との十分な話し合いで最適な方法を選択することが大切です。